ホームページの「自分品評会」を終わりにしましょう
1つのホームページに入魂し、毎回業者を変えてみては「今回は失敗した」「今回は見栄えが良い」などと、延々と繰り返してしまっている方は、残念ながら少なくありません。業者に言われるがままに、中には何年もの分割払いまでしてホームページの作り替えを繰り返していく。このパターンには絶対にうまくいかない理由があります。
蓄積が無い
毎回業者が変わるため、様々な蓄積がまったくできません。お客様のことに精通することもなく、数年の結果の上に改善を重ねていくといった具合にはいきません。(もっとも「できない業者」であれば変えた方が良いのですが。)
見栄え重視になる
見栄えは大切だけど大切ではないのです。競合を見ても、別に最新のデザインどころかとてつもなく古臭いサイトでもとんでもない結果を出しているサイトはたくさんあることでしょう。見栄えは良いに越したことはないですが、ユーザビリティ―を著しく阻害する者でない限りはさほど問題ではありません。まずはサイトが客観的なものであるかどうかが大切です。ついつい主観的になりがちです。しかしその主観はWeb戦略で成功した後に完成した主観でしょうか。そのようなケースは少ないはずです。まずは客観的でユーザビリティーの高いサイトであることが最低限必要となります。
そもそも見てもらえていない
そもそも順位が上がらないから成果も出ないわけで、いくら作り替えてもだめなのです。一般的に検索結果の上位表示は難しいとされ、業者もそこに責任を負うのはリスキーであったり、利益に追及がしづらくなることから、多くは上位表示中心に提案を行っていません。ゆえに、順位が上がらず成果が出ていないケースが多い現状があるかと思います。